このたび、一般社団法人日本能率協会では中国に進出する日系企業の製造拠点の支援を目的に、2018年6月~7月に「中国の製造拠点の課題に関する」アンケート調査を実施しました。
今、中国に進出している日系企業の工場マネジメントのあり方は変換点をむかえています。
経済成長が著しい中「世界の工場」と呼ばれた時代は終焉をむかえ、人件費を主とした生産コスト上昇の影響による工場撤退や、厳しい環境規制への対応など様々な課題が発生しています。
一方、世界第一位の人口を擁する中、世界第二位の経済大国と成長し、あらゆる産業の内需が拡大しています。世界ではこの内需獲得にむけた動きが活性化しており、日系企業も市場獲得にむけた製品戦略と生産戦略が求められています。小会ではこうした課題解決と機会に貢献すべく本アンケート調査を実施しました。
その結果、「人材育成(ローカルの現場監督者~工場幹部、現場作業者)」における課題が最も多くの回答がありました。小会では今回の結果を基にこれらの課題解決と機会に貢献すべく今後の活動を展開してまいります。
アンケート結果については下記よりダウンロードいただけます。